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Lamborghini AVENTADOR LP-700 アイドラプーリー劣化発見!

アヴェンタドールの後継車、REVUELTO(レブエルト)が発表されましたね!

Lamborghiniの新たな幕開けを感じさせる刺激的なモデルだと思います。SNSやネットでよく見かけるようになり、はやく実車を見てみたいと思うLAZOスタッフ松野です。。

今回の作業ブログは、アヴェンタドールLP700-4!まだまだ輝きを放つスーパーカーでございます!

こちらの車両は前回のエンジンオイル交換時、オイルキャッチタンクに接続しているセンサーよりオイル漏れを起こしており、修理でのご入庫でした。。。該当のセンサーを交換し、漏れチェックをしている際にエンジンルームより異常な音が発生していたため、ある部位を点検したところ。。。んん!?

拡大写真がこちら↓

なんとアイドラプーリーに大きなクラックが!

このまま気づかずに走行を続けると最悪の場合、プーリーが砕け散ってファンベルト破断、そのまま走行不能陥ってしまいます。。。恐ろしい。。。と言いつつもアヴェンタドールのあるあるなんですよね。。。

自身の経験でもここまで見事にクラックが入った状態を見たのを初めてで驚いてしまいましたが早期発見ができ本当によかったです!

 

ここからは作業写真になります。

アイドラプーリーは2つあり、エンジン後方にあるオルタネーターのキャリアに固定されています。キャリアにはベルトテンショナーやエアコンのコンプレッサー駆動軸に接続する部位にベアリングが入っています。このベアリングに不調をきたすことがあるため、予防整備としてキャリアも同時に交換していきます!

外した部品がこちら↓

プーリー全体にクラックが入り、ベアリングはガタガタの状態!

新品のキャリアに補器類を付け替え、新品のアイドラプーリーとベルトテンショナーを組み付けた写真がこちら↓

すべての部品を復元し、油脂類の補充と充てん作業をして作業自体は完了です。交換後はテストドライブおよび漏れチェックをして問題がないことを確認して作業終了でございます!

今回交換したパーツは、アヴェンタドールのLP700からSVJ/ウルティメまで各モデルでも同じ部品構成なので点検は必須になってきます!年数や走行距離等で劣化具合は変わってきます。。点検自体はすぐできますので気になる方はご相談お待ちしております!

オーナー様、安心してLamborghini Lifeをお楽しみくださいね